ムラサキハナナ (紫花菜) は、春先に2~3cm程の小さな紫色の芳香のある花を咲かせます。
花弁は4枚の十字花で、花期の後期には花色が薄くなり、白色に近くなっていきます。
花名は、菜の花(花菜) に似ている紫色の花であることから
「紫花菜(ムラサキハナナ)」と名付けられました。
ムラサキハナナが群生して咲いている姿は美しく、
タンポポ との組み合わせは、春を感じさせてくれます。
別名では「大紫羅欄花(オオアラセイトウ)」や「花大根(ハナダイコン)」と呼ばれますが、
三国志で有名な軍師「諸葛孔明」がこの花を兵士の食糧となるように、
出陣先で種を蒔き広めたことから「諸葛菜(ショカツサイ)」という別名もあります。
日本には江戸時代に渡来し、栽培されたものが野生化していたようですが、
昭和初期に観賞用や油を採取するために各地に広まったようです。
一度種をまくと、翌年にはこぼれ種で開花し、ほとんど手をかけずに楽しめます。
ムラサキハナナ (紫花菜) の花言葉
【花言葉】聡明・癒し・優秀・変わらぬ愛・あふれる智恵
ムラサキハナナ (紫花菜) の別名・和名
大紫羅欄花(オオアラセイトウ)・花大根(ハナダイコン)・諸葛菜(ショカツサイ)
ムラサキハナナ (紫花菜) の誕生花
2月18日
ムラサキハナナ (紫花菜) の基本情報
学名:Orychophragmus violaceus
植物分類:アブラナ科・オオアラセイトウ属
原産地:中国
流通サイズ:20~50センチ
開花期:3~5月
花色:紫・白
こぼれダネからでも広がって咲くほど丈夫な植物で、各地に野生化しています。
日当たりと水はけが良い場所であれば、ほとんど手がかかりません。
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