クロユリ (黒百合) は、ユリ(百合) とは別属で、鐘状の黒い花を咲かせます。
バイモユリの仲間であり、うつむき加減の花姿や網目模様なども似ています。
また、クロユリには独特の匂いがあります。
珍しい花という印象ではありますが、北海道では多く見かけ、北海道の草原に生息する
「エゾクロユリ」と、本州や北海道の高山に生息する「ミヤマクロユリ」があり、
切り花として出回るのはほとんどが「エゾクロユリ」です。
また、北海道では黄色い花のものが現れ「キバナクロユリ」として栽培されています。
クロユリ (黒百合) は数々のロマンチックな伝説を持っており、
好きな人の側にクロユリを置き、相手が気付いてその花を手にとると、
二人は必ず結ばれるというアイヌ伝説があるようです。
クロユリ (黒百合) の花言葉
【花言葉】恋・呪い・恋の呪い
クロユリ (黒百合) の別名・和名
ブラックサレナ・カムチャッカリリー・黒百合(クロユリ)
クロユリ (黒百合) の誕生花
8月28日
クロユリ (黒百合) の基本情報
学名：Fritillaria camtschatcensis
植物分類：ユリ科・フリチラリア属
原産地：日本・アジア東北部
流通サイズ：10～50センチ
開花期：6～8月
花色：紫・黄・黒など
水揚げ：水切り
日持ちは5日程。
花には独特の匂いがあるため、使い過ぎには注意しましょう。
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