フランネルソウ (スイセンノウ) は、茎葉が白い綿毛に覆われた、
よく枝分かれする茎を長く伸ばし、ビロードのような質感のある花を次々と咲かせます。
花名になっている「フランネル」とはイギリス原産の起毛した軽くてやわらかな毛織物のことで、茎葉が綿毛に覆われていることから「フランネルソウ」と名付けられました。
南ヨーロッパ原産の花で、日本には江戸末期に渡来しました。
学名(別名)では「リクニス・コロナリア」とも呼ばれます。属名の「リクニス」は、ギリシャ語で「ランプ」という意味があり、紫紅色の花がランプの灯に見えることから付けられたようです。
開花期は春〜初夏で、白やピンクの花を咲かせるものもあります。
別科ですが、同じフランネルのような特徴のある「フランネルフラワー」という花もあります。
フランネルソウ (スイセンノウ) 花言葉
【花言葉】強い気持ち・強固・私の愛は不変
フランネルソウ (スイセンノウ) の別名・和名
酔仙翁(スイセンノウ)・リクニス コロナリア・ランプノハナ
フランネルソウ (スイセンノウ) の誕生花
7月23日・8月19日
フランネルソウ (スイセンノウ) の基本情報
学名:Lychnis coronaria
植物分類:ナデシコ科・リクニス(センノウ)属
原産地:南ヨーロッパ
草丈:50~80センチ
開花期:6~9月
花色:赤・ピンク・白
耐寒性・耐暑性に優れていて、こぼれダネでも増やすことができます。
多湿には弱いため水のやりすぎには注意し、土は乾燥気味に保ちましょう。
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