スイレン (睡蓮) は、水面に華麗な花を咲かせ、丸い葉が特徴的な植物で、
水面に咲く花の「ハス(蓮)」に似ていますが、スイレン科・スイレン属の花です。
開花期は種類によって異なりますが、5~10月に花を咲かせ、
パステル調のやわらかい花色が多く、花形も多彩です。
また、寒さに強い「温帯スイレン」と、寒さに弱い「熱帯スイレン」に分類されます。
基本的に育てやすい温帯スイレンが人気ですが、熱帯スイレンには、
温帯スイレンにはない「青・紫」などの花色のものがあります。
基本は朝に花弁を開き、午後に閉じることを繰り返します。
エジプトでは、この何度も咲く姿に「再生」を連想し、
生命力の象徴とみなして、花をミイラに献花したり、出航する船に飾っていたようです。
スイレン (睡蓮) の花言葉
【花言葉】繊細すぎる心・甘美・優しさ・信頼・純情・信仰・滅亡
スイレン (睡蓮) の別名・和名
羊草(ヒツジグサ)
スイレン (睡蓮) の国花・誕生花
エジプト・タイ・バングラデシュ・パプアニューギニアの国花
4月27日・8月8日
スイレン (睡蓮) の基本情報
学名:Nymphaea
植物分類:スイレン科・スイレン属
原産地:熱帯~温帯
高さ:15~100センチ
開花期:5~10月
花色:赤・ピンク・紫・オレンジ・黄・青・白など
水を張った水鉢に鉢植えを沈めて育てましょう。日当たりの良いことが大切で、
枯れた葉はこまめに取り除き、水中まで日が当たるようにしましょう。
温帯スイレンは水が凍結しなければ戸外で冬が越せますが、
熱帯スイレンは水に入れた容器に鉢をいれて、室内で冬越しさせましょう。
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