フロックス (オイランソウ) 花言葉・誕生花

花言葉・誕生花

フロックス (オイランソウ) は、直立した茎の先に、長い筒状の先が5つに分かれた花径2~3cm程の、ピンクや白の小花をピラミッド状に次々と咲かせ、夏の花壇を長期間彩ります。

一般的には以下3つの呼び名があるようです。

  • フロックス(宿根フロックス)
  • クサキョウチクトウ(草夾竹桃)
  • オイランソウ(花魁草)

明治時代には「クサキョウチクトウ」と呼ばれていたようですが、花名が長いために大正時代に「オイランソウ」に変わり、現在では花魁(おいらん)のイメージがあまり良くないことから、英名の「フロックス」の名で呼ばれることが多いようです。

画像:フロックス・パニキュラータ

「クサキョウチクトウ」の名を持ちますが「キョウチクトウ(夾竹桃)」とは関係ありません。

「オイランソウ」は、おしろいの匂いがすることや、豪華な花姿から名付けられたようです。

「フロックス」は、ギリシャ語で「炎」の意味があり、鮮やかな色の花をまとめて咲かせる花姿を、炎に見立てたようです。

夏の花壇や切り花に利用されるのは多年草の「フロックス・パニキュラータ」で、春から初夏に花を咲かせる一年草の「フロックス・ドラモンディ」や、野草の雰囲気のある「フロックス・ディバリカータ」など、高生種・矮性種・斑入り葉のものなど、多くの品種があり花色も豊富です。

アメリカ・イギリス・ドイツなどではポピュラーな花ですが、和風の庭にも良く似合います。

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フロックス (オイランソウ) の花言葉

画像:フロックス・ディバリカータ

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フロックス (オイランソウ) の別名・和名

花魁草(オイランソウ)・クサキョウチクトウ(草夾竹桃)・フロックス・宿根フロックス

フロックス (オイランソウ) の誕生花

6月3日

フロックス (オイランソウ) の基本情報

学名:Phlox paniculata

植物分類:ハナシノブ科・フロックス属

原産地:北アメリカ

流通サイズ:40~120センチ

開花期:6~10月(品種により異なる)

花色:赤・ピンク・紫・白など

耐寒性はありますが、高温多湿には弱い植物で、水はけの良い場所を好みます。

日当たりと風通しの良い戸外に置き、鉢土の表面が乾き始めたら水やりをしましょう。

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