アセビ (馬酔木) は、日本に自生する常緑低木(小高木)で、春にピンクや白色の
ツボ形の スズラン(鈴蘭) や ドウダンツツジ のような花を房状に咲かせます。
葉は楕円形で表面につやがあり、常緑低木であるため一年中きれいな葉を楽しめます。
通常、樹高は3m程ですが、山地に自生しているものは5~6m程に成長するものも。
万葉集にも登場する程、古くから日本人に愛されている花木で、
庭木・生け垣・盆栽・鉢植えなど、楽しみ方も様々です。
アセビは、アセボチンという毒を含む「有毒植物」で、
葉を煎じたものは、殺虫剤としても使われます。
花名の「アセビ」とは、その毒を含む枝葉を馬が食べると足がしびれ、
酔うようにふらつくことから「アセビ(馬酔木)」と名付けられました。
垂れ下がって咲く様子は優雅で、茶庭にふさわしい花木とされています。
アセビ (馬酔木) の花言葉
【花言葉】この身を捧げます・献身・犠牲・あなたと二人で旅をしよう
アセビ (馬酔木) の別名・和名
アシビ・アセボ・アセミ
アセビ (馬酔木) の誕生花
4月4日
アセビ (馬酔木) の基本情報
学名:Pieris japonica
植物分類:ツツジ科・アセビ属
原産地:日本・中国
樹高:1~6m
開花期:2~4月
花色:赤・ピンク・白
アセビは挿し木で増やすことが可能です。
寒さに強く、夏の暑さや乾燥には多少弱いため、西日が当たる場所は避けましょう。
鉢土が乾いたら、たっぷり水やりをし、
地植えの場合、土の乾燥が激しい場合に水やりをしましょう。
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