ワスレナグサ (勿忘草) は春に青やピンクの小花を群がるように咲かせます。
花中央の黄色と淡い花色、葉の明るい緑色が可憐で優しい風情があります。
ワスレナグサの花名は、ドナウ川の岸辺に咲いていたこの花を
騎士ルドルフが恋人ベルタのために摘もうとしている際、誤って河に落ちてしまい、
ドナウ川の急流に飲み込まれた時に、この花を恋人に投げながら
「私を忘れないで」と言い残したという悲しい逸話から由来しており、
英名も「フォーゲット ミー ノット(私を忘れないで)」となっています。
約50種程あり、花色は淡い青系やピンク・白などが出回り、
花材では本来のワスレナグサではなく、エゾムラサキの改良品種が出回ることも多い。
ワスレナグサの花言葉
【花言葉】私を忘れないで・真実の愛
花言葉も、花名となった逸話から由来しているようです。
ワスレナグサの別名・和名
フォーゲット ミー ノット・勿忘草(ワスレナグサ)
ワスレナグサの誕生花
2月7日・4月5日(青)・4月15日(白)・4月21日・5月15日
ワスレナグサの基本情報
学名:Myosotis sylvatica
植物分類:ムラサキ科・ワスレナグサ属
原産地:ヨーロッパ・アジア
流通サイズ:15~30センチ
開花期:3~6月
花色:青・紫・ピンク・白など
水揚げ:水切り・湯揚げ
日持ちは2~5日程。水が下がりやすいため、水揚げはしっかり行いましょう。
花が終わるとポロポロと散るのでマメに摘み取りましょう。
コメント