オリエンタルポピーは、茎先にオレンジやピンク色などの大輪の花を咲かせ、
花弁の底に黒っぽい模様が入り、葉や茎は産毛で覆われています。
ケシ科の仲間であるアイスランドポピー・ヒナゲシに比べ、
開花が遅く、開花期も短いですが、その花姿はひときわ目立ちます。
葉は アザミ(薊) のように大きく、葉や茎は産毛(剛毛に近い)に覆われているため、
別名「鬼芥子(オニゲシ)」とも呼ばれます。
フリンジ咲きや八重咲き品種も出回っています。
花後には子房の中に細かい種子が多数でき、熟すと蓋の下に出来た隙間から落ち、
土壌が生育に最適な環境になるまで何十年も休眠できると言われています。
ケシ科の植物では、アヘン・モルヒネなどの原料となる種類があり、
そういった麻薬の材料になる種類は、一般での栽培はNGです。
一般的に出回っているケシ科の植物は、無害で何の問題もありません。
オリエンタルポピー (オニゲシ) の花言葉
【花言葉】妄想・夢想家・繁栄・優しい愛
オリエンタルポピー (オニゲシ) の別名・和名
鬼芥子(オニゲシ)
オリエンタルポピー (オニゲシ) の誕生花
5月30日
オリエンタルポピー (オニゲシ) の基本情報
学名:Papaver orientale
植物分類:ケシ科・ケシ属
原産地:ヨーロッパ・東アジア
草丈:50~100センチ
開花期:4〜6月
花色:赤・ピンク・オレンジ・白など
ポピーはいずれも耐寒性に優れますが、
高温多湿には弱いため、暖地にはあまり向いていません。
日光を好むため日当たりの良い戸外に置きましょう。
乾燥に比較的強いため、水は鉢土の表面が乾いてから、
花にかけないように株元にたっぷり水やりをしましょう。
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