アザミ (薊・ノアザミ) 花言葉・誕生花・国花

花言葉・誕生花

アザミ (薊) は、日本に多くの種類が自生しており「ノアザミ」をアザミと呼んでいます。
園芸店で出回る花薊(ハナアザミ)・ドイツアザミといった品種も、
もともとノアザミを品種改良したもので、香りアザミといった品種には葉に香りがあります。

アザミ (薊) の茎葉にはトゲがあります。
1263年にノルウェー軍がスコットランドの城に侵攻した際、
壕(ほり)に生えていたアザミの葉を踏んで悲鳴を上げ、
ノルウェー兵士の侵攻を防いだという逸話があり、
その逸話から救国の花とされ、スコットランドの国花にもなっています。

ギリシャ神話では、厳格で高潔な羊飼いに恋をした女神アフロディテが、
意のままにならない羊飼いに腹を立て、彼を盲目にしてしまいます。
盲目になったことに絶望した羊飼いは河に身を投げしまい、
その河原に咲いた花がアザミ (薊) と言われています。

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アザミ (薊) の花言葉

【花言葉】独立・権威・安心・厳格・高潔

スコットランド軍の話や、ギリシャ神話から花言葉が付けられたようです。

アザミ (薊) の別名・和名

野薊(ノアザミ)・薊(アザミ)・眉刷(マユハキ)

アザミ (薊) の国花・誕生花

スコットランドの国花

5月5日

アザミ (薊) の基本情報

学名:Cirsium

植物分類:キク科・アザミ属

原産地:北半球

高さ:100~200センチ

開花期:4~11月

花色:紫・ピンク・白など

水揚げ:水切り

日持ちは5~7日程。茎葉にはトゲがあるため、扱いには注意しましょう。

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