モモ (桃・ハナモモ) は、枝先にふっくらとした可愛いピンクや白系の小花を咲かせます。
不老長寿の木・邪気を払う魔除けの木として信じられていた神聖な木で、
原産地の中国では、古くから庭に植えられてきました。
ひな祭りの歌詞にも登場するほど、ひな祭りには欠かせない花材であり、
3月3日のひな祭りではこの花を飾って女の子の健やかな成長を願います。
皆さんがイメージするピンクの花から、キクに似た花を咲かせる「菊桃(キクモモ)」や、
同じ枝に紅白の花を咲かせる「源平花桃(ゲンペイハナモモ)」といった品種も出回ります。
モモ (桃・ハナモモ) の花言葉
【花言葉】気立てのよさ・あなたに心を奪われた・チャーミング・恋の奴隷・天下無敵
モモ (桃) は西遊記に登場します。孫悟空が盗み食いした不老不死になるモモは、
西王母 (せいおうぼ) が3月3日に食べるものとされており、この西王母の加護により、
女の子が成長できるようにという願いから、3月3日が桃の節句となりました。
そのため昔からモモ (桃) は女性のシンボルでもあることから「気立てのよさ」
といった花言葉がつけられ、不老長寿の力があると信じられていたことから、
「天下無敵」といった花言葉が付けられたようです。
モモ (桃・ハナモモ) の別名・和名
ピーチ・桃(モモ)・花桃(ハナモモ)
モモ (桃・ハナモモ) の誕生花
3月3日
モモ (桃・ハナモモ) の基本情報
学名:Amygdalus persica
植物分類:バラ科・モモ属
原産地:中国
流通サイズ:50~100センチ
開花期:2~4月
花色:ピンク・白
水揚げ:水切り・根元割り
日持ちは7~10日程。切り口に割りを入れると長持ちします。
枝は丈夫ではあるものの、しなりにくいため無理に曲げないようにしましょう。
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