アカンサス (ハアザミ) は、初夏に太い花茎を1m程伸ばし、
白や淡い紅紫色の花をいっぱいにつけ、下から上へと咲き上がっていく宿根草です。
葉が「薊(アザミ)」に似ていることから、別名「葉薊(ハアザミ)」とも呼ばれます。
古くから栽培されているのは大型種の「アカンサス・モリス」で、
日本には明治の終わり頃に渡来し、切り花や地植えなどに利用されています。
花はあまり目立ちませんが、羽根状に切れ込んだ大きな葉が美しく、
ギリシャ建築コリント様式の円柱を飾る彫刻の模様に用いられたことで有名で、
ローマや中近東などでは工芸品の模様としても親しまれています。
アカンサス (ハアザミ) の花言葉
【花言葉】気品あるふるまい・芸術・技巧・巧み
アカンサス (ハアザミ) の別名・和名
葉薊(ハアザミ)
アカンサス (ハアザミ) の国花・誕生花
ギリシャの国花
8月13日
アカンサス (ハアザミ) の基本情報
学名:Acanthus
植物分類:キツネノマゴ科・アカンサス(ハアザミ)属
原産地:地中海沿岸・熱帯アフリカ・熱帯アジア
流通サイズ:60~150センチ
開花期:6~8月
花色:ピンク・紫・白
日なたを好みますが、強い直射日光がやや苦手なので、
夏は西日を避けて、風通しの良い明るい半日陰に置きましょう。
鉢土の表面が乾いたら水やりをし、花が終わったら花茎ごと切り取りましょう。
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