ナンテン (南天) は日本の山地に自生している植物で、葉は細長く繊細な印象。
枝先には赤い実をつけ「難を転じる」木として、お正月やお祝いごとの縁起木として
重宝され「福寿草」とセットで「災い転じて福となす」とも言われています。
東北 (表鬼門) には「ヒイラギ(柊)」南西 (裏鬼門) には「ナンテン(南天)」を植え、
鬼門封じとする言い伝えもあり、江戸時代には「火災除け」として植えられていたようです。
英名の「Nandina」はこの植物をヨーロッパに持ち帰ったドイツ人医師ケンベルが、
ナンテンの発音をナンディンと聞き取ったことからと言われています。
ナンテン (南天) の花言葉
【花言葉】私の愛は増すばかり・福をなす・よい家庭
ナンテン (南天) の別名・和名
南天(ナンテン)・南天燭(ナンテンショク)
ナンテン (南天) の基本情報
学名:Nandina domestica
植物分類:メギ科・ナンテン属
原産地:中国・日本・東南アジア
流通サイズ:60~100センチ
開花期:6~7月
花色:赤・緑
水揚げ:水切り・根元たたき
日持ちは10日程。枝は硬いがもろく、特に冬には折れやすいため注意しましょう。
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