マンサク (満作・万作) は、日本に自生する落葉小高木で、
早春の野山や水辺で、縮れた線形の黄色い花を枝いっぱいに咲かせます。
花名は、毎年たくさんの花を咲かせるため「豊年満作」という言葉が由来となっている説や、
早春に咲くことから「まず咲く」が訛ったとも言われているようです。
英名では「Witch hazel (魔女の榛)」と呼ばれますが「witch(魔女)」は、
枝のしなりにちなんだ「wych」が、自然に同じ発音の「witch」に変わったとされています。
マンサクとは別属ですが、マンサクに似た「ベニバナトキワマンサク (紅花常磐満作)」 は、
中国原産の半常緑のボリューム感のある低木で、4〜5月に紅色の花を枝いっぱいにつけ、
新梢や葉裏も赤みがかかっているため、木全体が赤く見えます。
生花に使うと、野趣に富んだ春らしいイメージになります。
マンサク (ベニバナトキワマンサク) の花言葉
画像:ベニバナトキワマンサク
【花言葉】
「マンサク」幸福の再来・ひらめき・不思議な力・魔力・神秘・直観
「ベニバナトキワマンサク」私から愛したい・霊感・おまじない
マンサク (ベニバナトキワマンサク) の別名・和名
満作(マンサク)・万作(マンサク)・ネソ
トキワマンサク・アカバナトキワマンサク
マンサク (ベニバナトキワマンサク) の誕生花
2月12日「ベニバナトキワマンサク」
マンサク (ベニバナトキワマンサク) の基本情報
学名:Hamamelis japonica(Loropetalum chinense)
植物分類:マンサク科・マンサク属
原産地:日本・中国
流通サイズ:5~10m
開花期:2〜5月
花色:黄・赤
耐陰性に優れていますが、できるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。
ですが強い乾燥には弱いため、常に西日が当たる場所は避けましょう。
鉢植えの場合、鉢土が乾燥したらたっぷり水やりをしましょう。
地植えの場合、極端に土が乾燥していた場合に水やりをしましょう。
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