クチナシ (ガーデニア) は、真っ白の花を咲かせる常緑低木で、花には甘い香りがあります。
6枚の花弁を付ける一重咲きと、八重咲きの大輪花をつける品種があります。
春の「沈丁花(ジンチョウゲ)」夏の「梔子(クチナシ)」
秋の「金木犀(キンモクセイ)」を合わせて「三大香木」と称され人気があります。
クチナシ (梔子) には茜色の実がなりますが、熟しても割れないため「口無し」と
呼ばれるようになったと言われており、花名はこれが転じたものです。
「ガーデニア」という名・学名は、18世紀の医師兼植物学者の
「アレキサンダー・ガーデン」から名付けられました。
クチナシの実は染料として料理の色づけに使われたり、漢方薬として使われてきました。
主に園芸店に出回るのは、大輪で八重咲きの「オオヤエクチナシ」で、
別名では「ガーデニア」と呼ばれます。最近では咲き進むと花弁が黄金色に変わるものも。
葉が細長い小型の「コクチナシ」という品種は鉢植え向きで、斑入り葉もあります。
アメリカでは男の子が初めてのダンスパーティーにガールフレンドを誘い出すときに、
胸飾りとして贈る花として知られています。
ヨーロッパでも、男性が女性に贈る花の定番として知られ、贈られた女性の気持ちが、
そのままいくつかの花言葉になっているようです。
クチナシ (ガーデニア) の花言葉
【花言葉】喜びを運ぶ・優雅・とても幸せ・私は幸せもの
クチナシ (ガーデニア) の別名・和名
梔子・口無し(クチナシ)・ガーデニア・オオヤエクチナシ・コクチナシ
クチナシ (ガーデニア) の誕生花
4月29日
クチナシ (ガーデニア) の基本情報
学名:Gardenia jasminoides
植物分類:アカネ科・クチナシ属
原産地:東アジア・日本
高さ:100~200センチ
開花期:6~7月
花色:黄・白
強い直射日光が苦手なので、室内の窓辺で、
日光を通すレースのカーテン越しの日に当てましょう。
水を好みますが、鉢皿には水を溜めないように注意しましょう。
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