クレマチスは、世界各地に分布している花で、250~300種あると言われており、
蔓性 (つる性) 植物の女王とも言われています。
細いツルをグングンと伸ばし、初夏に白やピンクなどの美しい花を咲かせます。
19世紀末の英国では栽培熱が頂点に達し、美しい花を咲かせるには、
紅茶を与えるとよいと信じられていたそうです。
日本の野山に自生する真っ白な花の「カザグルマ」や、テッセンといった品種は古くから
良く知られており、チューリップ咲き・八重咲き・釣り鐘咲きなど、多様の咲き方があり、
花形・色彩も豊かで、交配種は2000種を超えると言われています。
バラとの相性が良く、ヨーロッパではツルバラと一緒に
アーチに絡ませた情景をよく見かけるようです。
クレマチスの花言葉
【花言葉】精神美・心の美しさ・旅人の喜び・高潔・策略
細いツルを力強く伸ばし、大きな花を咲かせることから、
内側のパワーを讃え「精神の美・心の美しさ」といった花言葉が付いたようです。
クレマチスの別名・和名
鉄線(テッセン)・風車(カザグルマ)
クレマチスの誕生花
10月22日
クレマチスの基本情報
学名:Clematis
植物分類:キンポウゲ科・クレマチス属
原産地:世界各地
高さ:1~5メートル
開花期:5~10月
花色:赤・ピンク・紫・黄・白など
水揚げ:水切り
日持ちは7日程。
直立しにくいため、場合によっては支柱が必要です。
茶花としての和のイメージと共に、洋風のアレンジにも合う便利な花材の一つですが、
アレンジに使う際には、ツルが細いため工夫が必要です。
コメント