ヒヤシンス (ヒアシンス) は鮮やかな花色に加え、
甘くさわやかな香りが特徴的な花で、水栽培で親しまれている球根植物です。
花色も豊富ですが、八重咲きの品種も出回るようになりました。
オスマントルコ時代から栽培され、この花を愛したオスマン帝国の王が、
5万本ものヒヤシンスを原産地から集めたという逸話が残っています。
日本には江戸末期に渡来し、18世紀のオランダでは
「チューリップ」に続き、熱狂的なブームを巻き起こしました。
花の名前はギリシャ神話に登場する、太陽神アポロンと西風の神ゼフィロスから
求愛された美少年「ヒュアキントス」にちなんだもので、
彼が死んでしまった際に流れた血から、紫のヒヤシンスが咲いたと言われています。
近年切り花としても人気で、球根が付いて出回っているものは、
そのまま水につけたり、ポットの土に埋めたりすることで長く楽しめます。
ヒヤシンスの花言葉
【花言葉】遊技・勝負・ひかえめな愛・しとやか・初恋のひたむきさ
「紫」悲しみを超えた愛
「赤」嫉妬
「ピンク」スポーツ・しとやかなかわいらしさ
「白」ひかえめな愛らしさ・悲哀
「青」変わらぬ愛
花言葉もギリシャ神話に登場する「ヒュアキントス」の逸話にちなんでいるようです。
ヒヤシンスの別名・和名
錦百合(ニシキユリ)・ヒアシンス
ヒヤシンスの誕生花
1月4日・1月7日(赤)・1月16日・1月26日(白)・12月11日
ヒヤシンスの基本情報
学名:Hyacinthus orientalis
植物分類:ユリ科・ヒヤシンス属
原産地:地中海沿岸・北アフリカ
流通サイズ:20~45センチ
開花期:3~4月
花色:赤・ピンク・紫・オレンジ・黄・青・白など
水揚げ:水切り
日持ちは7~10日程。茎はぬめりやすいため水をこまめに替えましょう。
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