ムラサキツユクサ (紫露草) は、細長い葉を付けた50cmほど伸ばした
茎の先に2〜3cm程の小さな紫色の花を咲かせます。
花は早朝に咲き、午後にはしぼんでしまう一日花ですが、
開花期が長く、梅雨の時期から秋まで少しずつですが次々と咲かせます。
日本には明治時代に渡来し、雑草化している程身近な花で、
茎が直立するタイプと這うように伸びるタイプがあります。
ツユクサという名前が入っており、ツユクサ科の植物ですが、
日本に自生する「露草(ツユクサ)」とは別属の植物です。
紫の他に、ピンクや白の大輪の花を咲かせる「オオムラサキツユクサ」もあり、
オオムラサキツユクサを中心に改良された園芸種などもあります。
一般的には、ムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの交配種が出回っています。
ムラサキツユクサ (紫露草) の花言葉
【花言葉】貴ぶ・尊敬しています・ひとときの幸せ・快活
ムラサキツユクサ (紫露草) の別名・和名
紫露草(ムラサキツユクサ)・大紫露草(オオムラサキツユクサ)
ムラサキツユクサ (紫露草) の誕生花
6月15日
ムラサキツユクサ (紫露草) の基本情報
学名:Tradescantia ohiensis
学名の「トラデスカンティア」は、17世紀イギリスのチャールズ1世の庭師で
植物採集家「ジョン・トラデスカント」の名前にちなみます。
植物分類:ツユクサ科・ムラサキツユクサ属
原産地:北アメリカ
草丈:40~80センチ
開花期:5〜9月
花色:赤・ピンク・紫・白
庭植えは日当たりと水はけの良い場所を選び、数年植えたままにしましょう。
鉢植えも日当たりと風通しの良い戸外に置き、
鉢土の表面を乾かさないように注意し、表面が乾いたら水やりをしましょう。
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