オトメユリ (乙女百合) は草丈は30〜50cmで、初夏に花茎5〜6cmの
筒形でピンク色の花を横向きに咲かせ、花には甘い芳香があります。
元々は新潟・福島・山形の県境付近の山だけに自生していた日本固有のユリで、
自生のものは絶滅危惧種に指定されています。
小さくて控えめな淡いピンク色の花姿を「乙女」に見立てて、
「乙女百合(オトメユリ)」と名付けられたようです。
オトメユリと花姿が良く似ている「ササユリ(笹百合)」という品種もありますが、
オトメユリは雄しべの先が黄色で、ササユリの雄しべの先は、
オレンジや赤褐色であるため、雄しべの色で区別することができます。
オトメユリ (乙女百合) の花言葉
【花言葉】好奇心の芽生え・飾らぬ美・純潔
オトメユリ (乙女百合) の別名・和名
乙女百合(オトメユリ)・姫早百合(ヒメサユリ)
オトメユリ (乙女百合) の誕生花
8月11日
オトメユリ (乙女百合) の基本情報
学名:Lilium rubellum
植物分類:ユリ科・ユリ属
原産地:日本
草丈:30~50センチ
開花期:5~8月
花色:ピンク
水揚げ:水切り
暑さにやや弱く西日を嫌うため、
夏はできるだけ風通しのよい半日陰の涼しい戸外に置きましょう。
鉢土の過湿は苦手ですが、真夏は鉢土を乾燥させすぎないように注意しましょう。
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