カレンデュラ (キンセンカ) は、輝くような黄金色の花を咲かせるキク科の植物で、
ヨーロッパでは古くから食用・薬用として用いられてきた花です。
花弁を乾燥させてお茶にしたり、サフランの代わりとして色付けに利用したり、
スープやサラダの彩り、ハーブとして利用されたりと、様々な利用方法があります。
花名の「カレンデュラ」は、ラテン語の「Calendae(毎月の第1日)」に由来しており、
どの月の初めにも咲いている程、花期が長いということから名付けられたようです。
カレンデュラには一重咲きと八重咲きの品種があり、
一重咲きがカップ状に咲くため、黄金色の花を、金の盞(さかずき:盃)に見立てて、
「金盞花(キンセンカ)」という別名もあります。
カレンデュラ (キンセンカ) の花言葉
【花言葉】慈愛・乙女の姿・静かな思い・別れの悲しみ・失望
花言葉は、ギリシャ神話に登場する水の精クリティが、
太陽神アポロンにかなわぬ恋をしてしまい、空のアポロンをずっと見つめているうちに、
花の姿にかわってしまったという話にちなんで付けられたようです。
カレンデュラ (キンセンカ) の別名・和名
金盞花(キンセンカ)・ポットマリーゴールド
カレンデュラ (キンセンカ) の誕生花
8月29日
カレンデュラ (キンセンカ) の基本情報
学名:Calendula
植物分類:キク科・キンセンカ属
原産地:南ヨーロッパ
高さ:10~60センチ
開花期:2~6月
花色:オレンジ・黄
日当たりが良い程花色が冴えるため、日当たりの良い場所に置きましょう。
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