ボケ (木瓜) は、早春に力強く分岐した枝に、
美しい紅色のふんわりとした丸い小花を咲かせる落葉低木です。
平安時代に中国大陸から渡来し、瓜に似た実がなることから「木瓜」と名付けられました。
古くから庭木や生け花として親しまれ、一重咲き・八重咲き・半八重咲きの品種や、
花色が白・薄紅色といった品種、一枝に紅白の花を咲かせる品種もあります。
年末から咲く種類は寒ボケと呼ばれ、花の少ない時期に重宝されます。
ボケ (木瓜) の熟した実は芳香を放ち、薬用として果実酒にもなります。
ボケ (木瓜) の花言葉
【花言葉】熱情・妖精の輝き・先駆者・指導者・早熟・平凡
花言葉の「先駆者・早熟」は、中国名では「放春花」と呼ばれることから
由来しているようで、「平凡」丈夫で多くの家の垣根に利用されたことから付いたようです。
ボケ (木瓜) の別名・和名
ジャパニーズクインス・木瓜(ボケ)・毛介(モケ)・唐木瓜(カラボケ)
ボケ (木瓜) の誕生花
2月1日
ボケ (木瓜) の基本情報
学名:Chaenomeles speciosa
植物分類:バラ科・ボケ属
原産地:中国
流通サイズ:50~100センチ
開花期:1~3月
花色:赤・ピンク・白
水揚げ:水切り・根元割り
日持ちは7~10日程。花持ちが良く、水揚げをしっかりすれば蕾も咲きます。
トゲがあるものもあり、花はポロポロと散りやすいため、扱いには注意しましょう。
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