マリーゴールドは黄色やオレンジ色の花を咲かせ、夏の花壇を彩ります。
花屋さんで出回るのは「アフリカンマリーゴールド」と「フレンチマリーゴールド」の
園芸品種が主で、フレンチよりもアフリカンの方が大型で大輪の花を咲かせます。
フレンチは一重咲き・八重咲き・王冠咲きなどがあり、
アフリカンは八重咲き・菊咲き・カーネーション咲きなどがあります。
アメリカ大陸の発見により、コロンブスによってヨーロッパに持ち込まれた花の一つで、
原産地のメキシコでは「死者の日」という祝日に飾る花とされているようです。
マリーゴールドの花名は「聖母マリアの黄金の花」という意味で、年に何度もある
聖母マリアの祭日に、いつでも黄金色の花を咲かせていることから由来したようです。
マリーゴールドの花言葉
【花言葉】可憐な愛情・変わらぬ愛・信頼・友情・勇者・予言・嫉妬・悲しみ
花言葉の良いイメージのものは聖母マリアのイメージから由来しているようで、
嫉妬・悲しみといったネガティブなイメージは、黄色の花色からキリスト教では、
裏切り者のユダが着ていた服の色を連想させるためネガティブな花言葉も付いたようです。
マリーゴールドの別名・和名
孔雀草(クジャクソウ)・万寿菊(マンジュギク)・千寿菊(センジュギク)
※万寿菊はフレンチ系・千寿菊はアフリカン系
マリーゴールドの誕生花
6月5日(黄)・8月15日(フレンチ)・9月2日(黄)・10月16日(オレンジ)・11月7日
マリーゴールドの基本情報
学名:Tagetes
植物分類:キク科・タゲテス属
原産地:メキシコ
流通サイズ:15~80センチ
開花期:4~10月
花色:オレンジ・黄・白など
水揚げ:水切り・湯揚げ
花持ちは5~10日程。アフリカン系のマリーゴールドは茎が中空で、
花の下から折れやすいため、扱いには注意しましょう。
独特の匂いが虫除けや防虫剤としても利用されるほどの強い香りを発するため、
使い過ぎに気を付けましょう。
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