アネモネは2~5月に咲く球根花で、春を代表する花の一種。
アネモネとはギリシャ語の「風」を意味する「アネモ」からつけられました。
ギリシャ神話では、狩りの最中に倒れた美少年アドニスの血から「アネモネ」が、
そして彼を愛する女神アフロディテの涙から「バラ」が生まれたとされています。
伝説では「血」ということもあり、花色は赤が主体ですが、
青系やピンク、白など、多彩でくっきりと明快で美しい花です。
ヨーロッパでは古くから絵画のモチーフなどに用いられ、
日本では昭和初期の頃から親しまれているようです。
アネモネの花言葉
【花言葉】期待・真実・はかない恋・あなたを信じて待つ
アネモネの別名・和名
牡丹一華(ボタンイチゲ)・花一華(ハナイチゲ)・紅花翁草(ベニバナオキナグサ)
アネモネの国花・誕生花
アルメニアの国花
1月22日・4月2日・4月4日・4月23日
アネモネの基本情報
学名:Anemone coronaria
植物分類:キンポウゲ科・アネモネ属
原産地:地中海沿岸
流通サイズ:25~50センチ
開花期:2月~5月
花色:赤・ピンク・紫・青・黄・白など
水揚げ:水切り
日持ちは2~3日程度。直射日光やスポットライトなど、
強い光に当てるとしおれやすいので注意しましょう。
約100種類あり、一重咲き・半八重咲き、八重咲の品種が出回っています。
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