ヤグルマギク (矢車菊) は、寒い冬のうちから出回る早春の花で、
花冠の先端が不規則で深い切れ込みのある鮮やかな色の花を咲かせます。
花名は、花の形が矢を放射状に丸く並べた「矢車」に似ていることから名付けられました。
ドイツでは独身の人が襟元につける花とされ、ドイツの国花でもあります。
ヨーロッパでは古くから栽培されており、
古代エジプト・ツタンカーメン王の棺から発見されたことや、
マリーアントワネットが好んだことでも有名です。
鮮やかな花色もヤグルマギクの特徴で、アメリカの野草研究科のマシューズは、
この花を「あらゆる青花の中で最も完全な青」と称賛したそうです。
八重咲きのものが多いが、一重咲きのものもあります。
ヤグルマギクの花言葉
【花言葉】幸福・幸運・教育・信頼・優雅・繊細・感謝・デリカシー・独身生活
ヤグルマギクの別名・和名
ナップウィード・コーンフラワー・ブルーボトル
矢車菊(ヤグルマギク)・矢車草(ヤグルマソウ)
ヤグルマギクの国花・誕生花
ドイツの国花
エストニア共和国の国花
3月5日・4月11日・5月10日・8月2日
ヤグルマギクの基本情報
学名:Centaurea cyanus
植物分類:キク科・セントウレア属
原産地:ヨーロッパ・小アジア
流通サイズ:30~60センチ
開花期:4~6月
花色:ピンク・紫・青・茶・白など
水揚げ:水切り
日持ちは5~7日程。茎は腐りやすいため、毎日マメに切り戻しましょう。
細い茎のラインを生かして、野の花風のアレンジに仕上げましょう。
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