ツツジ (躑躅) の多くは落葉または半落葉で、春に赤・ピンク・白などの花を咲かせます。
ツツジに比べ、開花期が少し遅い5月頃から咲くものを「サツキ (皐月)」と呼び分けます。
ツツジもサツキも、ツツジ科ツツジ属の植物で、双方とも見た目は殆ど変わりません。
ツツジは葉よりも先に花を付けるのに対し、サツキは葉の後に花を咲かせます。
ツツジの花名の語源は、花の形が筒状になっているからといった説や、
次々と連なって咲くからなど、諸説あるようです。
本来は赤一色でしたが、江戸時代以降に品種改良が行われ、
色変わり、咲き分けといった多種多様な花姿が誕生しました。
ヨーロッパでツツジを鉢植え用に品種改良した豪華な「アザレア」という花もあります。
ツツジ (躑躅)・サツキ (皐月) の花言葉
【花言葉】
「ツツジ」慎み・節度
「赤」愛の喜び
「白」初恋
「サツキ」節約・貞椒
ツツジ (躑躅)・サツキ (皐月) の別名・和名
サツキツツジ(皐月躑躅)
ツツジ (躑躅)・サツキ (皐月) の国花
ネパールの国花 (シャクナゲの一種)
ツツジ (躑躅)・サツキ (皐月) の基本情報
学名:Rhododendron
植物分類:ツツジ科・ツツジ属
原産地:日本
開花期:4~6月(ツツジ)・5~6月(サツキ)
花色:赤・ピンク・白など
ツツジ・サツキ共に乾燥に強く、水分を多く必要としないため、育てやすいのも特徴。
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