スズラン (鈴蘭) は、真っ白な小さな花を釣り鐘状に咲かせます。
花姿には清楚な雰囲気があり、古くから親しまれています。
フランスでは、5月1日に愛する人の幸福を願ってスズランの花束を贈る風習があるようで、
イギリスのキャサリン妃とウイリアム王子のロイヤルウエディングにも
ブーケとして使われていました。
日本にも固有のスズランがありますが、花材として出回るのはほとんどが
「ドイツスズラン」で、日本のスズランよりも花が大きく香りも強いのが特徴。
ドイツスズランは、フィンランドの国花にもなっています。
スズランの花・葉・根には強い毒があるため注意が必要です。
アイヌの人たちは、スズランの汁を矢に塗っていた程。
誤飲はもちろんのこと、ペットが間違って食べてしまわないように注意しましょう。
スズラン (鈴蘭) の花言葉
【花言葉】純潔・純愛・幸福の再来・希望・あふれ出る美しさ
ヨーロッパでは聖母マリアの象徴とされており、そのイメージから花言葉が付いたようです。
スズラン (鈴蘭) の別名・和名
リリー オブ ザ バレー・鈴蘭(スズラン)
君影草(キミカゲソウ)・谷間の姫百合(タニマノヒメユリ)
スズラン (鈴蘭) の国花・誕生花
フィンランドの国花
5月1日・5月3日・5月5日
スズラン (鈴蘭) の基本情報
学名:Convallaria majalis
植物分類:ユリ科・スズラン属
原産地:アジア・ヨーロッ
開花期:4~5月
花色:白
水揚げ:水切り
日持ちは3~7日程。
スズラン (鈴蘭) は有毒であるため注意が必要で、生けた水にも注意が必要です。
コメント