サクラソウ (桜草)、別名ニホンサクラソウ (日本桜草) は、株の中央から花茎を伸ばし、
桜 (サクラ) に似た、ハート形の花びらを5枚集めたような可憐な花を咲かせます。
花色はピンク・紫・白などがありますが、野生のサクラソウはピンク一色で、
江戸時代から色々な園芸品種が作られ、今では200種類以上あり八重咲きなども出回ります。
優し気な花色と、可憐な花姿が人気で、江戸時代には一大ブームが起こり、
武士や商人がこぞってこの花をコレクションしたそうです。
ギリシャ神話では、花の女神フローラの息子パラリソスが、恋人を失った悲しみから
死を選び、その死を悲しんだフローラがパラリソスをサクラソウにしたという話があり、
ヨーロッパでは、その話から死をイメージする花でもあります。
サクラソウ (桜草) の花言葉
【花言葉】初恋・あこがれ・無邪気・清らか・青春の喜びと悲しみ
サクラソウ (桜草) の別名・和名
桜草(サクラソウ)・日本桜草(ニホンサクラソウ)
サクラソウ (桜草) の誕生花
4月2日
サクラソウ (桜草) の基本情報
学名:Primula sieboldii
植物分類:サクラソウ科・サクラソウ属
原産地:日本・中国
高さ:15~20センチ
開花期:4~6月
花色:ピンク・紫・黄・白など
水揚げ:水切り
乾燥に弱いため、庭植えは落葉樹の下などに植えると良い。
花には甘い香りがあります。
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