撫子(ナデシコ)は、秋の七草の一つで、カーネーションを
一重咲きにしたような、ピンクの可憐な小花が印象的な花。
英名は「Pink」別名「ダイアンサス」和名では「撫子(ナデシコ)」と名付けられています。
英名の Pink はオランダ語の「まばたき」に由来し、「ピンク色」という色名は、この花から派生したと言われています。
別名のダイアンサスは、ギリシャ語で「神聖な」という意味の「ダイオス」と、花という意味の「アントス」が組み合わさったもの。
和名の撫子(ナデシコ)は、子供のように可愛らしく、なでてしまいたい程の可憐さ=「なでし子」から転じてナデシコと名付けられたようです。
英名通り代表的な花色はピンクで、他にも赤・紫・黄・緑・白などの花色も出回ります。
ナデシコの中でも特に花が美しいと言われるのが「美女撫子(ビジョナデシコ)」と呼ばれる品種で、細長い苞がヒゲのように見えることから、別名「ヒゲナデシコ」とも呼ばれます。
ナデシコの花言葉
画像:ビジョナデシコ
【花言葉】貞節・純粋な愛・才能・器用・大胆
器用・完璧=ビジョナデシコ(ヒゲナデシコ)
大胆・貞節=カワラナデシコ
「ピンク」純愛
「白」器用・才能
ナデシコの別名・和名
ピンク・ダイアンサス・撫子(ナデシコ)・大和撫子(ヤマトナデシコ)
ナデシコの誕生花
7月22日・7月28日(赤)・9月4日
4月25日・6月10日・6月11日=ビジョナデシコ(ヒゲナデシコ)
7月15日=カワラナデシコ
ナデシコの基本情報
学名:Dianthus
植物分類:ナデシコ科・ナデシコ属
原産地:ヨーロッパ・アジア・アフリカ
流通サイズ:20~80センチ
開花期:6~10月
花色:ピンク・赤・紫・黄・緑・白など
水揚げ:水切り
日持ちは5日程。茎の節で折れやすいため、ていねいに扱いましょう。
終わった花を摘み取ると蕾が咲きやすい。
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