キキョウ (桔梗) は秋の七草のひとつですが、秋だけでなく6月頃にも開花します。
花姿は日本的な雰囲気を備え、和風庭園には必ずといっていいほど植えられている花です。
歴史的にも「古今和歌集」や「源氏物語」などにも登場し、
明智光秀の家紋にも使われていました。
薬用にも使われ、根に含まれるサポニンが、たん・せきなどに効くと言われています。
英名では「バルーンフラワー」と言われ、
膨らんだ蕾の姿が風船のように見えるために名付けられました。
青紫が一般的ですが、ピンクや白の品種もあり、
雄しべが花弁状のもの、八重咲き、二重咲き、絞り咲きのものがあります。
キキョウの花言葉
【花言葉】変わらぬ愛・誠実
キキョウの別名・和名
バルーンフラワー・桔梗(キチコウ)・岡止々岐(オカトトキ)
キキョウの誕生花
9月1日・10月31日
キキョウの基本情報
学名:Platycodon grandiflorus
植物分類:キキョウ科・キキョウ属
原産地:東アジア
流通サイズ:40~100センチ
開花期:6~8月
花色:青紫・ピンク・白など
水揚げ:水切り
日持ちは3~5日程。水揚げが良くないため、切り花延命剤などを使うと良い。
茎や葉の切り口や、傷つけたりすると白い乳液がでてくるので、よく洗い流しましょう。
静かな雰囲気を生かしたい場合は、華やかな外来種の草花との混植は避けた方が無難ですが、
開いた花をいくつか寄せて目立たせると、洋風のアレンジにも生かせます。
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