アジサイは6月の梅雨空が似合う花ですね。
梅雨の季節に咲くイメージが強いですが、最近では様々な色や種類が通年出回っています。
日本古来の花木で、江戸時代から用いられてきた歴史のある花ですが、
江戸時代~明治時代にヨーロッパで育種改良されたものが、
ブルー系やピンク系が多い「セイヨウアジサイ」となり、日本に逆輸入されました。
長崎に来日した医師・シーボルトが、
滞在中の妻「お滝」の名をつけ(オタクサ)、祖国のドイツに紹介したことでも有名です。
アジサイは植えられている土壌によって花色が変化したり、
開花が進むにつれても色を変化させていきます。
アジサイの花言葉
【花言葉】移り気・浮気・冷酷・変節・あなたは冷たい
アジサイの別名・和名
アジサイ(紫陽花)・七変化(ナナヘンゲ)
アジサイの誕生花
6月3日・6月14日
アジサイの基本情報
学名:Hydrangea macrophylla
植物分類:ユキノシタ科・アジサイ属
原産地:日本・東アジア・北アメリカ
流通サイズ:40~80センチ
開花期:5~7月
花色:青・紫・ピンク・緑・白など
水揚げ:水切り・燃焼・根元割り
日持ちは5~2週間。直接水に挿すアレンジが向く。
古い枝になるほど水揚げが悪くなるので注意しましょう。
「アナベル」といったグリーン~白に花色を変化させるアジサイや、
立ち枯れした状態で出回るアンティークカラーの「秋色アジサイ」、
ピラミッド型に花がつく「ミナヅキ」などがよく知られており、
スターバーストといった繊細な花を咲かせる品種もあります。
日本・東アジア・北アメリカが原産地で、日本原産種は10数種類あります。
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