フジ (藤) は、蔓性 (つる性) の落葉高木で、紫やピンクの花を咲かせます。
花序は長くしだれ、風に揺られて甘い香りを漂わす様子は風情があります。
日本古来から愛されている花で「古事記」や「万葉集」にも多く登場し、
平安時代には「藤原家」の家紋にもなっています。
花名は、花が咲き散るという意味があるそうで、
一般的に見るものが「フジ・ノダフジ」と呼ばれ、ツルは右巻き、
山で見るのが「ヤマフジ」と呼ばれ、ツルは左巻きです。
日本・中国と並び、アメリカでも愛されており、
日本では藤棚にツルをキレイに絡ませて仕立てるのが一般的ですが、
欧米では壁に這わせたり、木に絡ませて自然な風情を楽しむようです。
フジ (藤) の花言葉
【花言葉】優しさ・恋に酔う・至福の時・歓迎
花言葉は、フジの揺れている様子から付けられたようです。
フジ (藤) の別名・和名
野田藤(ノダフジ)・紫藤(シトウ)・山藤(ヤマフジ)
フジ (藤) の誕生花
5月25日
フジ (藤) の基本情報
学名:Wisteria floribunda
植物分類:マメ科・フジ属
原産地:日本
開花期:4~5月
花色:紫・ピンク・白など
直射日光の差す場所を好む好日性植物で、甘い香りがあります。
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