トルコギキョウ (トルコ桔梗) は花色が豊富で、ひらひらとした可憐な花びらを咲かせます。
バラ咲き・フリンジ咲きといった華やかな咲き方の品種が多い花で、
数多くの品種が通年で出回っています。
名前は「トルコ」「キキョウ(桔梗)」が合わさったものですが、
原産国はトルコではなく北アメリカで、キキョウ科ではなくリンドウ科です。
蕾の形・花の形がトルコ人のかぶっているターバンの形に似ているといった説、
花色がトルコブルーのようだからといった説、キキョウに似ているからといった説など、
あまり関係なさそうな不思議なネーミングですが、色々と諸説があります。
アメリカで育種が進み、日本には昭和初期に導入されました。
人気が出てきたのは昭和40年代以降で、切り花や盛り花の定番となっており、
現在切り花として流通しているほとんどのものが日本で栽培されています。
アレンジに加えるとボリューム感が増し、バラ・ガーベラ等と相性が良い花です。
トルコギキョウの花言葉
【花言葉】優美・希望・楽しい語らい・すがすがしい美・花嫁の感傷
トルコギキョウの別名・和名
リシアンサス・トルコ桔梗(トルコキキョウ)
トルコギキョウの誕生花
5月29日・7月30日(白)
トルコギキョウの基本情報
学名:Eustoma
植物分類:リンドウ科・エウストマ属
原産地:北アメリカ
流通サイズ:20~90センチ
開花期:6~8月
花色:赤・ピンク・紫・オレンジ・黄・青・緑・白など
水揚げ:水切り
日持ちは5日程。葉の根元が折れやすいため、丁寧に扱いましょう。
一番外側の花びらにシワがないものの方が鮮度が高いため、
選ぶ際には外側の花びらを良く観察しましょう。
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