ニゲラは「美女のみだれ髪」とも「ヴィーナスのほつれ髪」ともいわれる、
糸状に変形した葉に包まれ、繊細な雰囲気の青や白の花を咲かせるのが特徴です。
細く切れ込んだ葉はソフトで繊細・花姿は涼しげ・はかなげな印象を与えます。
花名の「ニゲラ」は、ラテン語の「Niger(黒い)」が派生したもので、
種が黒いことから名付けられ、和名は黒種草(クロタネソウ)と呼ばれます。
英名は「Love in a mist(霧の中の恋人)」というロマンチックな名が付いています。
花後は膨らんで球状になる実も楽しめ、中に多数の薬用成分を含む種子が実り、
果実の状態は、フウセンポピーという名でドライフラワーが出回ります。
エジプトでは種をパンにふりかけて焼くこともあるようです。
ニゲラの花言葉
【花言葉】夢の中の恋・未来・密かな喜び・当惑
花言葉は英名の「Love in a mist(霧の中の恋人)」のイメージから付けられたようです。
ニゲラの別名・和名
Love in a mist・黒種草(クロタネソウ)
ニゲラの誕生花
3月31日・4月18日・4月21日
ニゲラの基本情報
学名:Nigella damascena
植物分類:キンポウゲ科・クロタネソウ属
原産地:ヨーロッパ・西アジア
流通サイズ:40~80センチ
開花期:5~7月
花色:青・紫・ピンク・緑・白など
水揚げ:水切り
日持ちは5~7日程。水揚げや花持ちも良く、アレンジにも使いやすい花。
小さな蕾は咲かないので摘み取り、水につかる葉は取り除いてから生けましょう。
ガクがパラパラと落ちやすいので注意しましょう。
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