ハナズオウ (花蘇芳) は、4~5月に葉を出す前にスラリと伸びた枝に、
蝶のようなハートのような、切れ込みのある赤やピンク・白などの小花を
いっぱいに咲かせる落葉低木で、種類によっては10メートルにもなる落葉高木もあります。
花蘇芳の名は、花の色がスオウ (蘇芳) で染めた色に似ていることから名付けられたようで、
花後には豆のさや状の実をつけ、秋から冬にかけて黒褐色に熟します。
日本へは江戸時代の初期に渡来しました。
シロバナハナズオウ・セイヨウハナズオウといった品種もあり、
セイヨウハナズオウは10メートルにも育つ落葉高木で、
ユダがこの木で首を吊ったという伝説から「ユダの木」とも呼ばれるようです。
ハナズオウ (花蘇芳) の花言葉
【花言葉】質素・不信仰・裏切り・疑惑
ハナズオウ (花蘇芳) の別名・和名
花蘇芳(ハナズオウ)
ハナズオウ (花蘇芳) の誕生花
5月6日
ハナズオウ (花蘇芳) の基本情報
学名:Cercis chinensis
植物分類:マメ科・ハナズオウ属
原産地:中国
高さ:3~5メートル
開花期:4~5月
花色:赤・ピンク・紫・白など
枝が横に広がらずホウキ状になるため、広い庭でなくても育てられます。
日当たりと水はけが良い場所であれば、ほとんどの地域で植栽が可能です。
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