ハマナス (浜茄子) は、バラ科バラ属の落葉低木で、原種のバラです。
北海道や東北の海岸沿いに自生しており、初夏に香りの良い美しい花を咲かせます。
ですが、最近では野生のものも少なくなり、園芸品種に改良されたものが育てられています。
日本では古くから精油の採取や、漢方薬として利用され、
江戸時代にオランダ人医師の「シーボルト」によりヨーロッパへと渡り、
バラと交配させて様々な園芸品種が作られるようになりました。
ハマナスの花名は、浜の砂地に自生していることと、食用にもなるハマナスの実が、
「ナシ」の実に似ていることから「ハマナシ」と呼ばれ、
それが訛り「ハマナス」となったと言われており、別名「ロサ・ルゴサ」とも呼ばれます。
花色は濃いピンクのものが基本ですが、薄いピンクや白などもあります。
ハマナス (浜茄子) の花言葉
【花言葉】明日への希望・旅の楽しさ・照り映える容色・見映えの良さ・香り豊か
ハマナス (浜茄子) の別名・和名
ロサ ルゴサ・浜茄子(ハマナス)・浜梨(ハマナシ)
ハマナス (浜茄子) の誕生花
7月4日
ハマナス (浜茄子) の基本情報
学名:Rosa rugosa
植物分類:バラ科・バラ属
原産地:東アジア
草丈:100~150センチ
開花期:4~7月
花色:赤・ピンク・白など
寒さには強いものの、夏の高温多湿が苦手なので、
できるだけ風通しの良い場所で育てましょう。
一年を通しよく日が当たり、水はけの良い土であれば問題なく育ちます。
鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。
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