クローバー (シロツメクサ) は、日本中の至るところ野生化しており、
皆さんご存知の「四つ葉のクローバー」は幸運のシンボルとしても有名です。
江戸時代に渡来してから、明治時代以降は家畜の肥料用として広がり、
根粒菌の作用により、地球を豊かにする植物として緑化資材にも用いられています。
四つ葉は幸運のシンボルですが、三つ葉は「愛情・希望・信仰」のシンボルとされ、
キリスト教では父と子、聖霊の三位一体の象徴とされています。
アイルランドに訪れた聖パトリックが、クローバーの葉を使い、
三位一体の説明をし、同時に様々な奇跡を起こしたという逸話があり、
そのことから、アイルランドの国花にもなっています。
クローバー (シロツメクサ) の花言葉
【花言葉】幸運・望みが叶う・約束・私のものになってください
「四つ葉」幸運・望みが叶う
「白」約束・私を想ってください
「赤」実直・勤勉
また、クローバーの葉の数によって意味が異なっているようです。
- 1つ葉・困難に打ち勝つ、始まり、初恋
- 2つ葉・平和、調和、出会い
- 3つ葉・愛情、希望、信仰
- 4つ葉・幸運、望みが叶う
- 5つ葉・経済的繁栄
- 6つ葉・地位、名声
- 7つ葉・無限(最大)の幸福
- 8つ葉・子孫繁栄、家内安全
- 9つ葉・神の運
- 10つ葉・完成、成就
クローバー (シロツメクサ) の別名・和名
シロツメクサ(白詰草)・ツメクサ(詰草)・紫雲英(オランダゲンゲ)・馬肥やし(ウマゴヤシ)
クローバー (シロツメクサ) の国花・誕生花
アイルランドの国花
11月16日(四つ葉)
クローバー (シロツメクサ) の基本情報
学名:Trifolium repens
植物分類:マメ科・シャジクソウ属
原産地:ヨーロッパ
開花期:4~7月
花色:白・赤・黄など
水揚げ:水切り
最近では四つ葉の品種だけを選別し、育成したものも出回っているようです。
また、ギネス記録となっているクローバーの最大葉数は「56つ葉」です。
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