ベニバナ (紅花) は、アザミ(薊) に似た黄色い球状の花を咲かせ、
退色するにつれて黄色から徐々に赤く変化していきます。
ベニバナの歴史は古く、シルクロードを経て飛鳥時代に日本に渡来しました。
江戸時代までは黄色や紅色の染料をとるために、茎の末につく花を摘んだことから、
和名は「末摘花(スエツムハナ)」と言い、源氏物語に登場する姫の名はこの花から由来。
昔から口紅やほお紅の原料としても使用され、
種からは良質のベニバナ油がとれ、食用油としてもおなじみです。
現在では山形県の特産品としても知られ、山形県の県花にもなっています。
ベニバナの花言葉
【花言葉】包容力・熱狂・情熱・特別な人・装い
花言葉は源氏物語に登場する、貧乏で鼻が赤く醜いために「末摘花」と呼ばれたお姫様が、
純粋で一途に光源氏のことを想い続け、最終的に愛を得たという物語に由来しています。
ベニバナの別名・和名
サフラワー・紅花(ベニバナ)・末摘花(スエツムハナ)・呉藍(クレノアイ)
ベニバナの誕生花
6月13日
ベニバナの基本情報
学名:Carthamus tinctorius
植物分類:キク科・ベニバナ属
原産地:地中海沿岸・西アジア
流通サイズ:センチ
開花期:6~7月
花色:黄・オレンジなど
水揚げ:水切り
日持ちは3~5日程。葉の先にトゲがあるので扱いに注意しましょう。
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