ヒモゲイトウ (紐鶏頭) は、別名「アマランサス」とも呼ばれ、
ボール状の赤いフサフサとしたケイトウに似た花穂が紐状に垂れ下がります。
アマランサスという学名・花名は、ヒユ科・ヒユ属の総称で、
ギリシャ語のアマラントスが語源で「永遠にしぼまない花」という意味を持ちます。
アマランサスの中でも「ヒモゲイトウ」が最も多く栽培されており、
こぼれ種でも良く発芽し、環境・温度変化に強く丈夫な植物です。
熱帯アメリカ・アフリカ地方原産で、紀元前6世紀から栽培されていたと言われており、
古くは食用として利用されたり、染料としても利用されていました。
日本には江戸時代に、観賞用として渡来しました。
個性的な姿はフラワーデザイナーの間で人気で、切り花・ドライフラワーとしても利用されます。
現在でも葉や種子は食用として利用され、非常に多くの栄養素が含まれていることや、
ダイエット効果も期待され、再び注目を集めているようです。
葉が緑から黄・赤へと鮮やかに色づく「ハゲイトウ(葉鶏頭)」という品種も出回り、
丈夫で鮮やかな観葉植物として広く栽培されています。
アマランサス (ヒモゲイトウ・ハゲイトウ) の花言葉
画像:葉鶏頭(ハゲイトウ)
【花言葉】粘り強さ・粘り強い精神・不老不死・不滅
アマランサス (ヒモゲイトウ・ハゲイトウ) の別名・和名
アマランサス・紐鶏頭(ヒモゲイトウ)・仙人穀(センニンコク)
葉鶏頭(ハゲイトウ)の別名:雁来紅(ガンライコウ)
アマランサス (ヒモゲイトウ・ハゲイトウ) の誕生花
4月19日
アマランサス (ヒモゲイトウ・ハゲイトウ) の基本情報
学名:Amaranthus(ハゲイトウ:Amaranthus tricolor)
植物分類:ヒユ科・ヒユ(アマランサス)属
原産地:熱帯アメリカ・アフリカ地方・熱帯アジア
高さ:80~150センチ
開花期:8~10月
花色:赤・黄・緑など
暑さ・寒さに強い植物で、日当たりと水はけの良い場所を好みます。
大きくなると1.5m程にも成長するので、雨風で倒れそうな時は支柱を立てましょう。
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