ムラサキシキブ (紫式部) は、日本や中国、朝鮮半島に自生する落葉低木で、
長い枝に紫や白のつやつやした3mm程の実を並んでつけます。
花の名前は「源氏物語」の作者「紫式部」にちなんで名付けられたようで、
実の色が白い品種を「シロシキブ(白式部)」と呼びます。
ムラサキシキブよりも大柄で、実も大きい品種の「オオムラサキシキブ(紫式部)」もあり、
ムラサキシキブとは別種の、ムラサキシキブよりも小型の「コムラサキ」という品種もあります。
コムラサキは別名「コシキブ」とも呼ばれ、庭木として広く普及しています。
ムラサキシキブとコムラサキはよく似ていますが、
ムラサキシキブは果実を葉の付け根辺りに付けるのに対し、
コムラサキは果実を葉の付け根からやや離れた場所に付けます。
ムラサキシキブ (コムラサキ) の花言葉
【花言葉】聡明・上品・愛され上手
ムラサキシキブ (コムラサキ) の別名・和名
紫式部(ムラサキシキブ)・大紫式部(オオムラサキシキブ)・白式部(シロシキブ)
小紫(コムラサキ)・小式部(コシキブ)
ムラサキシキブ (コムラサキ) の誕生花
11月6日
ムラサキシキブ (コムラサキ) の基本情報
学名:Callicarpa japonica (コムラサキ:C. dichotoma)
植物分類:クマツヅラ(シソ)科・ムラサキシキブ属
原産地:東アジア
樹高:2~3m
開花期:6~7月(実は9~12月)
花色:紫・ピンク・白
日当たりと水はけのよい場所に植えれば、特に手を掛けなくても自然に樹形が整います。
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