ユキヤナギ (雪柳) は、春に小さな雪のような花を、
弓状にしなって垂れた細い枝一面に咲かせる落葉低木です。
花の名の通り、粉雪が降り積もったかのような小花が弓状に垂れて咲く花姿が、
雪が積もったヤナギのようであることから「ユキヤナギ(雪柳)」と名付けられました。
別名では、散った白い花を小さな米粒に見立てて「小米花(コゴメバナ)」とも呼ばれます。
繊細でありながら勢いもあり、和の情緒が楽しめる早春の花木・花材として人気です。
花が終わった後の新芽や葉の緑も美しく、夏や秋にもグリーンとして出回ることもあります。
ユキヤナギ (雪柳) と、サクラの「ソメイヨシノ」と相性が良いことから、
桜並木の下によく一緒に植栽されているようです。
ユキヤナギ (雪柳) の花言葉
【花言葉】殊勝・愛嬌・気まま・自由
ユキヤナギ (雪柳) の別名・和名
雪柳(ユキヤナギ)・小米花(コゴメバナ)
ユキヤナギ (雪柳) の誕生花
2月27日
ユキヤナギ (雪柳) の基本情報
学名:Spiraea thunbergii
植物分類:バラ科・シモツケ属
原産地:日本・中国
流通サイズ:70~120センチ
開花期:3~4月
花色:ピンク・白
水揚げ:水切り・根元割り
日持ちは7~10日程。満開を過ぎると花がどんどん散るので注意しましょう。
花と葉は枝の表側だけについているので、枝ぶりをよく見て生けましょう。
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