ユキノシタ (雪の下) は、春から夏に、風に舞う雪のような
控えめな白い花を多数咲かせます。
花姿が珍しく、花は5弁花で上の3弁には紅色の斑点があり、
下の2弁は白色で大きめの花弁が付きます。
花名は花弁を雪に見立て、その下に緑の印象的な葉があるからという説や、
葉の白い班を雪に見立てた説などがあります。
また、葉姿も珍しい植物で、葉脈に沿って白い斑が入ります。
その葉には消炎・解毒作用があるとされ、
古くからしもやけ・やけどなどの民間療法に使われてきました。
また、葉は山菜として利用することもあります。
ユキノシタ (雪の下) の花言葉
【花言葉】好感・好感が持てる・博愛・切実な愛情
半日陰の湿った土地のような場所でも力強く、可憐な花を咲かせることから、
古くから和歌などの題材にもされており、その印象から花言葉が付いたようです。
ユキノシタ (雪の下) の別名・和名
虎耳草(コジソウ)
ユキノシタ (雪の下) の誕生花
2月8日
ユキノシタ (雪の下) の基本情報
学名:Saxifraga stolonifera
植物分類:ユキノシタ科・ユキノシタ属
原産地:日本・中国
高さ:20~50センチ
開花期:5~6月
花色:白
水揚げ:水切り
半日陰の湿り気のある場所を好み、ひっそりと咲く姿には趣が感じられます。
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