ツバキ (椿) は古くから日本人に愛され、主に茶花や生け花として好まれてきた常緑樹。
冬から春に、光沢のある赤や白の花を咲かせます。
江戸時代には神社仏閣などの植栽に多用され、ユキツバキ (雪椿)・ワビスケ (侘助)、
藪椿 (ヤブツバキ) などを元に多くの品種が誕生しました。
豊富な花形・花色には日本特有の美意識が反映されており、
各地ではツバキにまつわる言い伝えも多く残っているようです・
18世紀にヨーロッパに渡り、19世紀のヨーロッパ社交会で一大ブームとなり、
文豪デュマの小説「椿姫」が生まれました。
ヨーロッパで改良された品種には、バラにも負けない豪華なタイプもあります。
ツバキ(椿)は鑑賞用以外にも種子から絞り出した”椿油”は、整髪料やスキンケア、
高級食用油などの製品になったり、木の幹からは木工品や工芸品なども作られています。
ツバキ (椿) の花言葉
【花言葉】
完全な愛・理想の愛・控えめな優しさ・気取らない美しさ・高潔な理性・おしゃれ・謙遜
「赤」気取らない美しさ・控えめな美徳
「白」理想の愛・誇り
ツバキ (椿) の別名・和名
カメリア・椿(ツバキ)・海石榴(ツバキ)
ツバキ (椿) の誕生花
1月2日・1月10日・2月1日・2月3日・2月4日・4月29日・12月10日・12月27日
ツバキ (椿) の基本情報
学名:Theaceae camellie
植物分類:ツバキ科・ツバキ属
原産地:日本・朝鮮半島・中国
流通サイズ:30~150センチ
開花期:2~4月
花色:赤・ピンク・黄・白など
水揚げ:水切り・根元割り
日持ちは3~5日程。
花びらは傷つきやすく、花首も折れやすいため扱いには十分注意しましょう。
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