ベロニカ (ルリトラノオ) は、花茎の先に細長い花穂をつけます。
花穂の先端がとがり曲がることが多く、まさに名前の通りの「虎の尾」といった印象の花。
夏の野草で、花穂が風に揺れている様子をイメージさせるナチュラルな雰囲気が特徴です。
日本にも自生するクワガタソウやトウテイランの仲間です。
主に切り花に利用されるのは「ベロニカ・スピカタ」や「ベロニカ・ロンギフォリア」で、
同じ系統の野草と組み合わせると、より一層ナチュラルな印象が引き立ち、
アレンジに動きを入れたいときにも活躍する花です。
高生種・矮性種など多くの品種が出回りますが、
這い性の「ベロニカ・ペドゥンクラリス」という小さな花を咲かせるものも。
トラノオと呼ばれる植物は他にもあり、サクラソウ科のオカトラノオや、
シソ科のハナトラノオ、リュウゼツラン科のサンセベリアという観葉植物もあります。
ベロニカ (ルリトラノオ) の花言葉
【花言葉】堅固・忠実・名誉・達成
ベロニカ (ルリトラノオ) の別名・和名
瑠璃虎尾(ルリトラノオ)・ベロニカ
ベロニカ (ルリトラノオ) の誕生花
6月20日・8月13日
ベロニカ (ルリトラノオ) の基本情報
学名:Veronicastrum sibiricum
植物分類:ゴマノハグサ(オオバコ)科・ルリトラノオ属
原産地:ヒマラヤ地方・シベリア・中国・日本
流通サイズ:40~100センチ
開花期:5~7月
花色:ピンク・紫・白など
水揚げ:水切り・湯揚げ
日持ちは5日程。水が下がってきたらマメに切り戻しましょう。
日光を好むため、日当たりと風通しの良い戸外に置きましょう。
梅雨期から夏は、雨を避けて半日陰に移し、鉢土が乾きすぎないよう早めに水やりを。
コメント