シレネは、ピンクや白の花を咲かせ、風に揺れる優しい草花風の雰囲気が持ち味の花。
江戸時代にヨーロッパから渡来した帰化植物で、一重咲きが一般的です。
シレネには「シレネ・ペンデュラ」「シレネ・ユニフローラ」といった
数多くの品種があり「グリーンベル」もシレネの仲間です。
シレネ属の品種の多くは葉の節の辺りから粘着性の分泌液を出します。
ギリシャ神話では、その液を酒の神バッカスの養父シレネが
酔って泡を吹いた姿に例えられています。
また、別名では「ムシトリナデシコ」と呼ばれており、虫がとまると茎の粘液で
動けなくなるためにその名が付いたようですが、食虫植物ではありません。
シレネの花言葉
【花言葉】青春の愛・未練・しつこさ・裏切り・罠
あざむかれた人・偽りの愛・落とし穴・青春の息吹
粘液で虫を動けなくすることから、そのイメージの花言葉が付いたようです。
シレネの別名・和名
マンテマ・小町草(コマチソウ)・虫捕撫子(ムシトリナデシコ)
袋撫子(フクロナデシコ:シレネペンデュラ)
シレネの誕生花
4月16日
シレネの基本情報
学名:Silene
植物分類:ナデシコ科・シレネ属
原産地:ヨーロッパ中南部
流通サイズ:30~40センチ
開花期:5~7月
花色:ピンク・赤紫・白など
水揚げ:水切り
日持ちは5~7日程。日当たりと水はけのよい場所を好みます。
花の下や茎から粘液が出てベタベタするため、扱いには十分注意しましょう。
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