サルスベリ (百日紅) は、夏を代表する落葉小高木で、3~4cm程の
赤・ピンク・紫・白などの、不規則に縮れた6枚の花弁を咲かせます。
開花期が7〜9月と長いことで知られ、実は熟すと弾け、翼のある種子が出てきます。
樹皮は模様が美しくなめらかで、秋には紅葉するため年間を通して楽しめる花木です。
花名の「サルスベリ」は、樹皮がツルツルしていて猿でも滑りそうなことに由来し、
漢字表記では「百日紅」という漢字を当て「ヒャクジツコウ」とも呼ばれますが、
これは開花期が長いことに由来します。
この木の根本にふれると、風もないのに枝先の葉が揺れるので、
コチョコチョノキという愉快な別名も伝えられているようです。
サルスベリは丈夫で栽培しやすいため、庭木や公園樹などに広く利用されます。
樹高が2m以上になる花木なので、地植えで育てるのが基本ですが、
樹高が低く収まる園芸品種もあり、鉢植えでも楽しめます。
サルスベリ (百日紅) の花言葉
【花言葉】あなたを信じる・雄弁・潔白・愛嬌・不用意
サルスベリ (百日紅) の別名・和名
百日紅(ヒャクジツコウ)・猿滑(サルスベリ)
サルスベリ (百日紅) の誕生花
7月18日
サルスベリ (百日紅) の基本情報
学名:Lagerstroemia indica
植物分類:ミソハギ科・サルスベリ属
原産地:中国
流通サイズ:2~10m
開花期:7~9月
花色:赤・ピンク・紫・白
日当たりと風通し、水はけが良い土を好みます。
2m以上にも成長するため、広いスペースが確保できる場所を選びましょう。
鉢植えの場合、土が乾いたら水やりをしましょう。
地植えの場合、水やりはほとんど必要ありませんが、
日照りが続き、地面がとても乾燥している時は水やりをしましょう。
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