サフランは、秋に美しい紫の花を咲かせる球根植物で、赤い雌しべが特徴的な花。
開花時はコンパクトな草姿ですが、花後に葉が長く伸びます。
秋咲きのクロッカスの仲間で、古代ギリシャの時代から、
赤い雌しべから香料・染料などを採取し、料理の着色や薬用に利用されてきました。
今でも料理の色づけに使われ「サフランライス」なども有名です。
スペイン料理などには欠かせないものの、100gの染料を作るのに、
サフランが1万5千本必要と言われています。
日本へは江戸時代に薬として伝わりました。
サフランの花言葉
【花言葉】節度の美・陽気・愉快・喜び・喜びあふれる笑顔
「陽気・喜び」といった花言葉は、薬として服用する場合に鎮静効果があるため、
気分を晴れやかにすることに由来しているようです。
サフランの別名・和名
咱夫藍(サフラン)・番行花(バンコウカ)・アキザキクロッカス・薬用サフラン
サフランの誕生花
9月11日
サフランの基本情報
学名:Crocus sativus
植物分類:アヤメ科・サフラン属
原産:地中海沿岸・小アジア
高さ:5~20センチ
開花期:10~11月
花色:紫
日当たりと水はけのよい場所に球根を植えるか、水栽培でも簡単に育てられます。
葉が黄変し始めたら、球根を掘り上げて乾燥貯蔵しましょう。
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