ミツバツツジ (三葉躑躅) は、日本の関東から中部地方の山地に自生する落葉低木で、
3月中旬から~5月にかけて、葉よりも先にピンク・紫・白色の鮮やかな花を咲かせます。
ミツバツツジ類は日本を中心としたアジア東部に、約30種程あり、
- 東国三葉躑躅(トウゴクミツバツツジ)
- 西国三葉躑躅(サイコクミツバツツジ)
- 南国三葉躑躅(ナンゴクミツバツツジ)
- 小葉三葉躑躅(コバノミツバツツジ)
- 大山三葉躑躅(ダイセンミツバツツジ)
などなど…様々な品種があり、「ミツバツツジ」とは、これら全ての総称でもあります。
花名は、花が終わった後に(もしくは同時に)、枝先から三枚の葉が付くことから、
「三葉躑躅(ミツバツツジ)」と名付けられました。
ミツバツツジ類は区別がつかない程見た目が似ていますが、
葉が小さい・雄しべの数が異なるなど、多少の違いがあります。
ミツバツツジは一部常緑種もありますが、基本は落葉低木なので、秋には紅葉も楽しめます。
ミツバツツジ (三葉躑躅) の花言葉
【花言葉】抑制のきいた生活・節制・平和・自制心
ミツバツツジ (三葉躑躅) の別名・和名
三葉躑躅(ミツバツツジ)
ミツバツツジ (三葉躑躅) の誕生花
5月22日
ミツバツツジ (三葉躑躅) の基本情報
学名:Rhododendron dilatatum
植物分類:ツツジ科・ツツジ属
原産地:東アジア
樹高:2~3m
開花期:3~5月
花色:ピンク・紫・白
ミツバツツジ類は、挿し木や接ぎ木で増やすのが難しいため、種を蒔いて増やします。
日当たりでも、半日陰でも育ち、耐暑性・耐寒性があり、
寒さにも強くマイナス25度まで耐えられます。
水はけの良い場所を好みますが、乾燥には弱いため土が乾いたら水やりを。
特に夏の高温期にはたっぷりと水やりをしましょう。
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