デージー (デイジー) は、赤・ピンク・白など、線状の花弁をたくさんつけ、
花径2~3cm程の小さく可愛らしい花を株いっぱいに次々と咲かせます。
花名の語源は「Day’s eys(太陽の目)」だと言われ、花姿が太陽を思わせることから、
または、日が当たると花開き、曇りや夜になると花が閉じる性質から由来しているようです。
日本には明治初期に渡来し、小さくて可愛らしい菊(キク)であることから、
別名「雛菊(ヒナギク)」とも呼ばれます。
ヨーロッパではとても人気のある花で、イタリアの国花となっており、
チョーサーやワーズワースなど、イギリスの詩人がこよなく愛した花でもあります。
デージー (デイジー) の園芸種は八重咲きが多いですが、
欧州では昔、恋占いに一重咲きの原種が使われていたとか。
基本は花径2~3cm程ですが、7~8cm程にもなる大輪品種もあります。
デージー (デイジー・ヒナギク) の花言葉
【花言葉】慰め・無意識・無邪気・美人・純潔・平和・希望
デージー (ヒナギク) の別名・和名
デイジー・雛菊(ヒナギク)・ベリス・延命菊(エンメイギク)
デージー (ヒナギク) の国花・誕生花
イタリアの国花
1月9日・3月6日
デージー (ヒナギク) の基本情報
学名:Bellis perennis
植物分類:キク科・ヒナギク属
原産地:ヨーロッパ・地中海沿岸
高さ:10~20センチ
開花期:4~5月
花色:赤・ピンク・白など
本来は多年草ですが、日本では夏越しが難しいため1年草として扱われます。
日が当たらないと花が咲かないため、日当たりの良い戸外に置きましょう。
鉢土を乾かさないように、表面が乾いたら十分に水やりを。
花がらや枯れて黄色くなった葉は摘み取りましょう。
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