ダリアは赤黒いシックな花色の「黒蝶」という品種がダリアブームの火付け役になりました。
18世紀にメキシコからスペイン経由でフランスに持ち込まれ、
ナポレオン妃のジョセフィーヌが愛した植物としてバラ(薔薇)と共に有名になりました。
ダリアはメキシコの国花となっています。
アステカ族は薬草としてこの花を珍重したそうです。
日本には江戸時代後期にオランダ人によってもたらされました。
和名では「天竺牡丹(テンジクボタン)」と名付けられており、
天竺(インド)を経て日本に渡来した牡丹(ボタン)に似た花という意味が名の由来のようです。
日本でも夏~秋の花として古くから愛されており、巨大輪~極小輪、
幅広の舌状の花びらが重なって咲くタイプから、球状のボール咲き、ポンポン咲き、
一重咲きなど、咲き方・花色ともに約3000種類以上になると言われています。
ですが、バラと同様に青色の色素だけは持ち合わせていません。
ダリアの花言葉
【花言葉】華麗・優雅・栄華・移り気・威嚇・豊かな愛情
「白」豊かな愛情
花言葉は美しい花姿から付けられていますが「移り気」のみは、
気まぐれな気性だったジョセフィーヌに由来しているようです。
純白のダリアには「豊かな愛情」という花言葉があり、
プロポーズシーンや結婚式に人気があります。
ダリアの別名・和名
天竺牡丹(テンジクボタン)
ダリアの国花・誕生花
ダリアはメキシコの国花。
8月17日・9月10日(赤)・9月15日・9月24日(黄)
ダリアの基本情報
学名:Dahlia Variabilis
植物分類:キク科・ダリア属
原産地:メキシコ・グアテマラ
流通サイズ:30~120センチ
開花期:5~11月
花色:赤・ピンク・オレンジ・黄・白・茶・黒など
水揚げ:水切り・湯揚げ
日持ちは5~7日程。ダリアは開花期が長い花ですが夏の暑さには弱い花。
花弁と葉は傷みやすく、茎は空洞で折れやすいため扱いに注意しましょう。
切り花を長持ちさせるには、茎をまっすぐにカットし、葉をなるべく取り除きましょう。
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