テロペア・スペキオシッシマは、直立して高さが3m程にもなる常緑低木で、枝先に筒状の赤い花が重なり合って球形になった花径10cm程の大きな花を咲かせ、その周りは赤色の総苞片に包まれます。
葉は革質で大きく、長い楕円形で互い違いに生え、裏面には短く硬い毛が生えます。
シドニーのあるニューサウスウェールズ州原産で、中部の海岸地帯から山地に自生しており、オーストラリアではとてもポピュラーな花で、ニューサウスウェールズ州の州花に指定されています。
花名にもなっている、学名の「テロポス」はギリシャ語で「遠くから見える」という意味で、「スペキオシッシマ」は「大変華やかな」という意味があります。
別名の「ワラタ」は、現地の言葉で「赤い花」という意味があり、花名・別名の由来の通り、大きくて赤いインパクトのある花は、遠くから見ても大変華やかで目立ちます。
オーストラリアでは切り花用としてよく栽培されているようで、日本でも輸入切り花として人気があり、目にする機会も多くなっています。
テロペア・スペキオシッシマの花言葉
【花言葉】どこにいても目立つ人・目立ちたがり屋
テロペア・スペキオシッシマの別名・和名
ワラタ
テロペア・スペキオシッシマの誕生花
10月21日
ニューサウスウェールズ州の州花
テロペア・スペキオシッシマの基本情報
学名:Telopea speciosissima
植物分類:ヤマモガシ科・テロペア属
原産地:オーストラリア
樹高:2~3m
開花期:4~5月
花色:赤
日当たりと水はけの良い場所を好み、過湿・乾燥を嫌うため、
夏は西日を避け半日陰に移し、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
冬は霜の当たらない軒下や、室内の日当たりの良い場所に移し、水やりは控えめに。
テロペア・スペキオシッシマは挿し木で増やす事ができます。
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