シャクヤク(芍薬)は昔から「立てば 芍薬(シャクヤク)、座れば 牡丹(ボタン)、
歩く姿は 百合(ユリ) の花」と言われ、美しい女性の代名詞として知られている花です。
一重咲き・半八重咲き・金しべ咲き・冠咲き・手毬咲き・バラ咲きなど、
多様な咲き方があり、赤・紫・ピンク・黄・白など、花色も豊富です。
原産は中国・モンゴル・朝鮮半島北部などで、日本には平安時代に渡来し、
薬草として紹介されましたが、江戸時代には園芸品種が生み出されるようになりました。
ヨーロッパへ伝わったのは18世紀前半頃と言われ、
イギリスやフランスを中心に育種が行われ、多彩な花色が生まれました。
花言葉の由来は、昼は鮮やかに咲き、夕方に花を閉じる性質から
はじらう女性に見立ててなど、諸説あります。
シャクヤクの花言葉
【花言葉】はにかみ・内気・生まれながらの質素
シャクヤクの別名・和名
カオヨグサ・エビスグサ・芍薬(シャクヤク)
シャクヤクの誕生花
5月2日・6月16日
シャクヤクの基本情報
学名:Paeonia lactiflora
植物分類:ボタン科・ボタン属
原産地:中国・モンゴル・朝鮮半島北部
流通サイズ:40~100センチ
開花期:5~6月
花色:赤・ピンク・紫・黄・白など
水揚げ:水切り・燃焼
日持ちは3~5日程。長持ちさせるには、直射日光を避けましょう。
葉が多すぎる場合は整理してから生けると長持ちします。
蕾の状態で購入した場合、気温により咲くまでに少し時間がかかる場合もあります。
存在感があるので一輪挿しにしても様になり、和洋どちらの雰囲気のアレンジにも合います。
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